アカシックレコードという言葉を聞いたことがありますか。
アカシックレコードとは、元始から過去、現在、未来のすべての事象と、すべての人間の感情や想念が記録されている巨大な記録層(データベース)のことです。言い換えれば、存在するネットワークシステム、または集合意識そのものと言えます。
アカシックレコードは「宇宙図書館」、「アカシャ」とも呼ばれています。
アカシック・リーダーと呼ばれる人たちは、その意識集合体であるアカシックレコードから情報を取り出すことができる人たちです。
生年月日、生まれたときの名前などから個人のアカシックレコードにつながり、その人に関する情報を伝えてくれる存在なのです。多くはスクールなどでリーディングの仕方を習得しています。
では、スクールでアカシックレコードの読み方を学んでない人は、アカシックレコードへアクセスすることはできないのでしょうか。
実は、人はだれでもアカシックレコードへアクセスする、と言うか普段からアクセスはできているそうなのです。
しかしアカシックレコードがどのようなものか、どのように受け取るのか、感じるのかを知らないために気づいていないだけなのです。
それは「直観」と呼ばれるものです。
瞬間的に「これいいかも。」「こうしたらこの事態がよくなる!」といわゆる「ピン!」と来たことはその瞬間情報を受け取っているのです。
アカシックリーダはそのやり方を訓練することで意識的にアクセスすることができるのです。
ところでこの「アカシックレコード」という呼び名ですが、「シュタイナー教育」で有名な人智学を創始した哲学博士のルドルフ・シュタイナーが提唱したものです。
1908年から5年間にわたり、アカシックレコードのことを書いた「アカシャ年代記より」を発表しました。
その後、アカシックレコードを使い14000件もの人々の病気や悩みを克服させたのがエドガー・ケイシーです。彼はその生涯で、ホリスティックヘルスを中心に助けを求めるあらゆる人たちの身体をアカシックで調査し、解決策を教えていました。
高額な治療費などは取らず、志程度を受け取っていたため生活は苦しかったそうです。
このようにアカシックレコードは人の人生の手助けをすることにも役立てられていますが、アカシックレコードがどこに存在しているのかは明言されていませんし、科学的根拠もありません。
精神世界・スピリチュアル・予言のジャンルの一つとしてあつかわれています。